内装工事(壁替え・クロス張替え・床張替・トイレ・風呂・キッチン)
内装工事とは
人生のなかで最も長い時間を過ごすことになるご自宅において、美観性と機能性を両立させた内装デザインは住み心地の良い家づくりに欠かせない要素のひとつですが、内装も築年数が経つごとに屋根・外壁と同じく少しずつ劣化していくため定期的な点検・メンテナンスが欠かせません。内装リフォームとは、壁紙や床材などの張り替えのイメージが強いかもしれませんが、家の中を全部または一部をリフォームすることをいいます。
壁のリフォーム
年月の経過による汚れで、お部屋全体の雰囲気は暗くなってしまいます。
「古くなった壁紙クロスを張り替えて明るい部屋にしたい!」
「壁のキズや汚れが気になる……」
こうしたお悩みは、壁紙クロス張り替え工事で解決!
解放感や明るさを取り戻すだけでなく、消臭や抗菌などの機能を持たせて、より快適な空間にすることができます。
また、大きな工事を必要としないので、リフォーム工事の中でも特に人気を集めています。
ビニールクロス
塩化ビニール樹脂製で、最もよく使用されている壁紙です。汚れに強く水拭きもできることから、手入れが楽なのが魅力。さまざまな色や機能の商品があるので、自分好みのものを見つけやすいでしょう。お子さんがまだ小さく、壁紙を汚す可能性がある場合にもおすすめです
エコクロス
自然素材である漆喰や珪藻土を加工して作られています。
漆喰の壁紙には、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを分解してくれる効果や、消臭効果もあります。
また、防火性や調湿効果にも優れていて、人が快適と感じる湿度を維持してくれます
布クロス
レーヨンやシルクといった布から作られた壁紙です。部屋をホテルのような雰囲気に仕上げたい場合や、高級感をプラスしたいときにおすすめ。耐久性にも優れています。一方で、ビニールクロスとは異なり種類が少なく、値段が高めなのがデメリットです。
紙クロス
その名のとおり、紙素材から作られた壁紙です。
ビニールクロスと同様に、豊富な種類から選べるのが良い点です。
室内の湿度の調整をしてくれる和紙の壁紙や、日本にはないデザインの輸入壁紙などがあります。
お客様のご意向と、それぞれの素材の長所・短所を併せてご案内して最良のプランをご提示します。
床のリフォーム
「傷だらけの床を新調したい」
「コストを抑えてフローリングを新調したい」
「和室を洋室にしたい」
「建具・インテリアに合う色のフローリングにしたい」
床もまた、すみごこちを大きく左右するところな上に、素材も工法も多様です。まずはご相談ください。
無垢(単層)フローリング
質感や肌触りがよく、また調湿作用があり、自然木の香りがするので空間を快適にしてくれます。柔らかくて足への負担が少なく、経年劣化が味わい深いデザインとなっていくのも、無垢材ならではのメリット。
一方で、調湿性に優れている(=水分を放出・吸水する)がために、収縮・膨張によって反りや隙間ができることがあります。また水や傷に弱い側面があるので、こまめな手入れが必要です。ただ、この水分で膨張するという特徴を活かし、部分的な傷や凹みをきれいに補修しやすいというプラスの面も持ち合わせています。
複合(複層/合板)フローリング
合板や集成材の表面に、化粧材(木や特殊シート)を張り合わせて作られます。「集合住宅用」「防音用」「床暖房用」「ペット対応」など設置場所に合わせて選べる製品も多く、リフォームの際にも適した素材を選びやすいでしょう。
反りや収縮のリスクが少なく、耐衝撃性、耐摩耗性にも優れています。
ただしいったん傷がつくと補修ができない、調湿機能はない、感触が硬いというデメリットもあります。
クッションフロア
クッション性に優れた塩化ビニール系の素材でできており、耐水性があり、施工、メンテナンスが簡単、安価で種類も豊富というメリットがありますが、一方で劣化が早い、傷がつきやすく湿気がこもりやすいというデメリットもあります。
フロアタイル
塩ビ製のタイルです。通常天然素材で出来たフローリングなどは水を含む事から水まわりにはあまり適していない床材と言えますが塩ビ素材で出来たクッションフロアやフロアタイルは耐水性があります。
また、クッションフロアよりも素材が硬いので重い物などをおいた時にできるくぼみが少ないと言う事です。
ただし、フロアタイルはクッションフロアと違い床材がタイル状になっている為、フロアとフロアの繋ぎ目部分から水が入り込むので注意が必要です。その他にはクッションフロアに比べ素材が硬く、頻繁に歩く場所や防音性を重視する場所には向かないというデメリットもあります。
他にもおなじみのカーペットや畳もありますが、肌触りやクッション性、高級感に優れる一方、掃除やメンテナンスのしにくさや、車椅子やキャスターに不向きというデメリットもあります。メリット・デメリットを詳しくご説明の上、お客様に最良のチョイスをしていただけるようにいたします。