サイディングの外壁リフォーム!知っておきたい基礎知識

近年増え続け、新築住宅で主流となっているサイディングという外壁素材、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?少し前まではモルタル(水と砂とセメントを混ぜ合わせて手作業で仕上げる塗り壁)が主流でした。しかし、費用面や、バリエーションの豊富さからサイディングへと流行が移行していきました。そこで今回は、サイディングって何?どんな種類があるの?サイディングの魅力についてお伝えしていきます!

サイディングとは

サイディングとはパネル外壁材の一種です。

工場で成型された「サイディングボード」を現場でカットして貼り合わせ、パネル同士のつなぎ目を埋めることで住宅の外壁になります。職人さんによる手作業のモルタル仕上げと比べて、パネルを貼り合わせるだけなので、建築を担当した大工さんがそのまま施工できます。
そのため、

1. 天候や技術に左右されず、工期の短い!

2. 材料の種類やデザインの種類が豊富!

3. 軽くて耐震性に優れている!

など数々のメリットがあります。

種類別サイディングの特徴

サイディングの種類は大きく分けて4種類あります。サイディングは表面の素材、色、風合いによって家の印象をガラッと変えることができます。また住んでいる地域の天候によっても合う素材があります。外壁のリフォームを考えている場合などは、それぞれの特徴をチェックしておくと素材選びに役立つでしょう。

         主原料特徴・メリット・デメリット画像
-窯業系-
サイディング
セメント、繊維質・日本での普及率が最も高い
耐震性・遮音性・防火性が高い
デザインが豊富(木目調、タイル、レンガ、石造りなど様々なラインナップから選べる)
・素材自体に防水性がないため塗装メンテナンスが必要
-金属-
サイディング
カラー鉄板、アルミニウム合金
 ・リフォームによく使われる
・素材が軽い(窯業系サイディングの1/4程度
耐震性に優れている
・断熱性に優れている
・少しづつ、デザインのバリエーションも増えている
-木質系-
サイディング
木材天然木の表面を炭化させ、塗装を施したもの
木の温もり、風合いがある
・熱を吸収しにくく、断熱性に優れている
・防火性に劣るため使用できない地域がある
-樹脂系-
サイディング
塩化ビニル樹脂・素材がプラスチック
アメリカでは主流だが、日本では施工できる業者がほとんどいない
素材が軽い(窯業系サイディングの1/10程度)
色あせ、変色しにくい
寒さに強く、ひび割れしにくい
・デザインは細かく選べない

まとめ

ここまで、サイディングの種類や特徴について解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

これから家を建てる人やリフォームする人、中古住宅を購入する人にとって、家を長く美しく保つことは非常に重要です。
サイディングは優れた建材なので、多くの住宅で使われていますが、まったく傷まない建材ではありません。正しいメンテナンスをする事で、その耐久性が持続するのです。

弊社は、サイディングのメンテナンスや修理も行っています。無料でのお見積りを承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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